シマテンレック

シマテンレックはアフリカ大陸の南東、インド洋西部に位置するマダガスカル島に生息するテンレックの一種。体長は20cmほど、体重は80g〜200gぐらいです。見た目はハリネズミのようですが、生物学的にはゾウの仲間だそう。体を剛毛で覆われ、体のトゲを使って敵を攻撃することもあり、トゲを擦り合わせると「ジーッ!」という音が鳴ります。

コオロギなどが羽を擦り合わせて音を発生させるのはよく知られていますが、哺乳類でこのような特徴があるのはシマテンレックだけだそう。テンレックは非常に原始的な動物で、「尿」と「フン」「子供を生み出す」ための管が1つになっています。社会性があり、18頭くらいの群れを作って家族みんなで暮らしているんですよ。

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