アオブダイ

海の色に染まっているようにも見えるアオブダイ。ペンキで塗ったような鮮やかな青色の体が特徴的です。体長は90cmほどで成長すると頭部がコブのように張り出していきます。生息地は東京湾、朝鮮半島以南からフィリピンまでの西太平洋。釣り網などでよく保管され食用として食べられていますが、食中毒による死亡例もあるので注意が必要です。

もともとの状態に毒性はありませんが、エサとして猛毒スナギンチャクを捕食することでパリトキシンという毒性を生成してしまい、それを口にした人間に被害を与えます。毒を口にした人の症状は、身体のしびれや麻痺、歩行困難、呼吸困難などさまざま。解毒方法はなく、症状が収まるまでは数日から数週間必要です。食べるときは十分注意してくださいね!

Advertisement
>