メンダコ
「深海のアイドル」とも呼ばれ水族館でも人気を集めているメンダコ。ずんぐりむっくりとした胴体にクリっとした目で、大きさは20cmと「手のひらサイズ」です。一般的なタコとは異なる形状をしており、放射状に広がる脚が特徴。腕は8本ですが墨袋を持っていないため墨を吐くこともできません。
体は非常に柔らかく、水から引き上げると体を支えきれずにペシャンコになってしまうそうです。水深200mから1000m付近に住んでいるそうですが、詳しい生態についてはまだ明らかにされていません。引き上げたことのある漁師さんによると、シンナーのような匂いで味も全然美味しくないそう。ちなみにメンダコには深海で体力を消耗しないようにゆっくり歩く習性があります。