センジュナマコ

英語でSea Pig(海の豚)と呼ばれているセンジュナマコは、ピンク色の水風船を膨らませた豚のような見た目。日本語では足のような管足が千手観音のように見えることからセンジュナマコと呼ばれています。センジュナマコの魅力は見た目だけではありません。手のひらサイズなのに、暮らしているのは水深1000m~6500m付近。

タコが暮らしているのは水深200m〜1,000mですので、タコよりも深い場所で暮らしていることになります。さらに深海を歩くときは10本〜14本の管足を使って歩くそう。餌を探すときは触手を使って穴を掘りクジラの死骸などを食べています。また、深海の貝たちにとってセンジュナマコはご馳走。もちもちとした皮膚に寄生してセンジュナマコの養分を吸い取っているんだとか。

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