今日誰かに教えたくなる変な生物25選!生物学者も唸らせる謎の生態とは?
地球上では175万種ほどの生物が確認されており、まだ知られていない生物も含めると500万〜3,000万種類もの生物がいると考えられています。生物は常に環境に応じて変化を続け、地球という同じ星で共存してきました。その中には独自の進化を遂げたユニークな生物もいます。
人間は地球の中心的生物かと思うかも知れませんが、生物量で考えるとたった0.01%に過ぎません。人間の他にも数え切れないほど多くの生物が存在しており、その全てが生存競争を生き抜いた進化の産物なのです。ものを言わない生物たちの住処を奪わないために、同じ地球に住んでいるという大家族の一員として、不思議な生物たち生態を知ることから始めていきましょう。
エダハヘラオヤモリ
悪魔のような見た目から別名「デーモンリザード(悪魔のトカゲ)」とも呼ばれているエダハヘラオヤモリ。目上の棘状突起が吊り上がっており悪魔のようにも見えます。現地マダガスカルでは実際に「悪魔の使い」として忌み嫌われているんだとか。体色は褐色、黄褐色、黒褐色等で個体により変化します。東アフリカの島マダガスカル原産で、硬い体と枯れ木のような体色が特徴的。
特に尻尾が特徴的で、周辺の木と同化できるように虫食い穴まで再現しています。エダハヘラオヤモリは比較的低い位置で生活しており、地面で生活する昆虫を捕食。あまり木の高い場所に上ることはなく、いつも低めの木の枝にぶら下がっています。彼らの擬態の技術は本当に素晴らしく、擬態すると全く見つけることができません。