スポッテッド湖

水面に水玉模様が浮かびあがるスポッテッド湖。その湖にはさまざまなミネラル成分が含まれており、第一次世界大戦中には弾薬製造に使われるほどだったとか。そんなスポッテッド湖に水玉模様が現れるのは、夏の高温期。というのも、6~9月にかけて湖の水は蒸発してしまいます。そこに蒸発しないミネラル成分だけが残ることで、水玉模様が形成されるそう。

模様の色は一色ではなく、ミネラル成分によって異なります。そのため、白、淡黄、緑、青などさまざまなカラーが現れるのです。模様やその周辺は主に硫酸マグネシウムでできているため、夏には歩けるほどの硬さになります。しかし現在では近寄ることはできず、眺められるだけ。自然が織りなすポップなアート、素敵ですね!

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